リュダ

卒業のリュダのネタバレレビュー・内容・結末

卒業(1967年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

主人公がもどかしすぎる!!
さっさと帰ればいいのに夫人を家に送りつけた後いつまでも女の言いなりで、事を押しつけられちゃう。

他の童貞でももう少しスマートにコトに進めるのでは?と思えるほどカチカチ。夫人が誘った時には狼狽するのに、自分がホテルで呼びつけてからは自分をよく見せたいのか逆に空回りしてからかわれる。初めてなのね?と問われれば声を荒げ結局なにもなし。
断りきれない性格なのも厄介ね。

いつのまにかストーカー化してく主人公怖すぎるでしょ…エレーンを追う前に両親には彼女と結婚すると言い切るし、入学もせずに勝手に授業に参加してると彼女に告げる。見てるだけなら誰にも迷惑をかけないが、伝えてしまったら終わり。一方的な感情は強すぎて見てるこちらは恐怖に感じる。何故こんな男にエレーンは揺らぐんだ!!
恋は盲目というが、愛のベクトルもここまでくると狂気だな…
ラストの花嫁奪還シーンだけ知ってたから一通り見たのは初めてで結末がこんなだなんて…愛にはスリルがあったほうがいいのか逃げ切る時にはふたりとも笑ってる。教会にあった十字架で扉の取手を塞ぐシーンには抗いを感じて良かった笑


41分くらいの部屋のベッドからホテルのベッドへカットの切り替わるシーンが好き。
あと1時間3分〜のドライブスルーでのファストフードを車の中で食べるシーンいいなあ。映画館みたいにケースに入れて車で食べれるの楽しそうだけどオープンカーじゃないと活用が難しいのが難点…
リュダ

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