「卒業」に投稿された感想・レビュー

ユキユキ
ユキユキの感想・レビュー
2017/02/28
3.8
冒頭のパーティーで浮かない顔で挨拶し続けるベン、視界の狭いゴーグルで音のない水中から和かな大人を見つめるベン…
カメラワークすごくないか?分かりやすいくらい情緒不安定さが出てる。
この終始、救いようのないどんより感は、カメラワークがほとんど担っているんじゃないの?

アメリカンニューシネマらしい正解が分からんセルフィッシュな若者の姿をやや滑稽に描かけているのも、主演のダスティン・ホフマンのおかげでしょう。
n0701
n0701の感想・レビュー
2日
3.7

このレビューはネタバレを含みます

狂気の沙汰じゃない。

物語は一人の男子学生の卒業から始まる。
大学では優秀な学生で、周りの大人からチヤホヤされ、将来を嘱望される男。

周りの女は黙っていないのは確かだろう。
だが、彼に手を出したのは両親の親友夫婦の妻だった。

自分の親ほど年の離れた女性との情事なんて、ちょっと気持ち悪いけど、まぁそこは外国人補正でなんとか絵的には持ちこたえている。

だが、初めは嫌がっていた男だったが、時間が経つに連れ、積極的に彼女との時間を作り、反対に両親が心配するほど自堕落な生活を歩むようになる。

ある日、両親は親友夫婦の娘とデートするように勧める。だが、娘に近づくことを親友夫婦の妻は望まない。おそらく、彼が娘を気に入ってしまい、これまでの荒んだ悪事が表面化することを避けたかったからだろう。また、彼のことをそこまで愛してしまった?

だが、男は娘に会ってしまう。そして、娘の母が睨んだ通り、男は惚れ込んでしまう。この辺の純朴な件が古臭くて嫌いじゃない。なぜその子じゃないと駄目なのか、その子を愛するようになった純粋な理由なく、ただひたすらに惚れ込んでしまうというが理屈がなくて良い。

娘は母親と男の関係に気づいてしまう。それだけでなく、母親から偽りの事実を吹き込まれ、男に対する嫌悪感を剥き出しにする。

だが男は諦めなかった。諦めないどころか、彼女が通う大学の周辺に住み込み、彼女に猛アピールするという完全なるストーカー行為を繰り返し、彼女の気を引こうとする。

そんな気持ち悪い日々も束の間、ある日、家に戻ると薄暗い家の中に、娘の父親が全てを知った顔で座っていた。そして、自分の妻に、娘に二度と会うなと接近禁止を警告する。

彼にも原因があるとは言え、このような事態を引き起こした男を殴りもせず、罵っただけの彼は偉い。

そんな事態の後、彼は娘を探しに右往左往する。もはや自分しか見えていないのだ。探しているのは狂気に満ちたユートピアだ。

そして、彼女が見知らぬ男と結婚することを知る。彼は慌てふためいて探す。片田舎の式場を聞き出し、ボロボロになりながらも女を探す。

だが、狂気なのは、彼がようやく辿り着いた式場で、愛を交わすその瞬間に、彼女の両親らの前で女の名前を叫び、式場から連れ去って行ったのだ。

確かに、女は母親との関係がなければ、男と結ばれたかもしれない。だが、猟奇的にストーキングを繰り返す男の行為は最早犯罪者だ。

これは爽快感や大どんでん返しとは違う恐ろしさを感じた。ストックホルム症候群だ。
ぺ
の感想・レビュー
2日
4.5
サイモン&ガーファンクルが最高すぎる。
たかすぃー
たかすぃーの感想・レビュー
5日
4.0

主人公がクレイジーに見えた私は旧世代なんでしょうか。

解説をみていろいろと納得しました。
へんりー
へんりーの感想・レビュー
6日
3.5
ヘイズコード(ハリウッドの検閲制度)が廃止されたおかげでアメリカ人もとうとうヨーロッパと日本のような「モダン映画」を撮り始めた~相変わらず遅かった。
この作品はすごくフランスのヌーヴェルヴァーグを真似してるね、編集から物語まで。編集と音楽の使い方(好きなのに何回も流れて疲れちゃう)は、ハズレが多いと思うけど、話は楽しんだ。よくわけわからんのに。
KoheiTime
KoheiTimeの感想・レビュー
2017/05/14
4.0
登場人物たちの破綻した行動原理を、時代性がうんだシュールギャグとして見ると楽しめる映画かと思う。もっとお硬いのを想像していた。
したくない、はある戦後世代。プラスティックスの象徴性。「誘惑してません、されたいの?」。長い付き合い、でもどこまでわかってる=世代の断絶?。ほぼストーカーシーン、ホフマンとバスってなんか似合うな。サル山。screaming is not all right in my house. 典型的な当時のモテ男と真逆な割には美味しい。1限ずっとドアの前で突っ立ってたのかよ笑、図書館じゃ、結婚したがり君。「握手みたいなもんだと、大した言い草だな。わしは握手せんぞ」。「強盗よ、武器は?聞いてみるわ」。BGM切るタイミングが絶妙に感じる、メリハリ。羊水に浸かってた男が、親から貰ったすべてをかなぐり捨てるっていうアルファロメオのシーンは解説ないとわからなかった。"its too late""not for me".
マイケル
マイケルの感想・レビュー
2017/05/14
3.9
2017/5/13
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