キートンらしさいっぱいの遊び心ある演出ですが、こちらは他の作品にも増してとてもファンタジック。
キートンだけではなく、彼が恋するヒロインの演技もコミカルで引き込まれます。
なんといってもこの作品の見どころは、手違いでキートンが気球に乗ってしまったところからでしょう。
鳥を撃とうとしたのに間違えて自分の気球撃ってしまうとか、ベタではあるコントではあるんですが、ちゃんとそこからロマンティックに展開していく脚本が秀逸です。
度重なるおバカっぷりですが馬鹿も過ぎると奇跡を生んじゃうかも?
いつもそう思わせてくれるキートンの演じるキャラ、相変わらず愛おしいです。
ちなみにあの熊、本物に見えたけど、、リアルかな?