ゴン吉

007/ムーンレイカーのゴン吉のレビュー・感想・評価

007/ムーンレイカー(1979年製作の映画)
4.0
イギリス諜報部員で殺し屋でもあるジェームズボンドの活躍を描いた007シリーズの11作目。

主演は3代目ボンド役のロジャー・ムーア。
リチャード・キール、マイケル・ロンズデールらが共演。

オープニングはジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)が飛行機からパラシュート無しで空中ダイブする派手なシーンで始まる。
そのころ、ボーイング747でイギリスに空輸中のスペースシャトル・ムーンレイカーが奪われ、747は空中爆破されてしまう。
失われたムーンレイカーをめぐって、イギリス諜報機関の殺し屋であるボンドがカルフォルニア、ベニス、リオ、アマゾン、そして宇宙で大活躍する。
はたしてムーンレイカーが消えた理由は? 

本作品の最大の見どころはシリーズ初の宇宙でのアクションです。
ボンドの好敵手は前作に引き続き殺し屋のジョーズ(リチャード・キール)で、本作ではジョーズの恋が鍵を握ります。
敵の秘密基地はベニスのガラス工房内の研究所、アマゾンのスペースシャトル発射基地、そして宇宙ステーション。
ボンドカーは水上も走れるゴンドラで、運河で追跡劇を繰り広げたのちにベニスの街を駆け巡ります。
魚雷や機雷を装備し、ハングライダーを搭載したモーターボートによる水上バトルも楽しめます。
ベニスでの「未知との遭遇」のメロディーやリオでの「荒野の七人」のテーマ曲がストーリーを盛り上げます♪
本作の秘密アイテムは手首装着型の矢発射装置で毒矢や装甲車を貫く矢を発射可能。また小型爆弾を内蔵している腕時計やCIAのペン型毒薬注射器も大活躍です。
ボンドの女遊びにより殺される女性は、コリンヌ・クレリーが演じる女性秘書。ボンドの女癖の悪さにより、犠牲となる女性はたまったものではないですね。
ボンドガールはアメリCIAの女性科学者ホリーを演じるロイス・チャイルズで、果たして二人の恋の行方はいかに?
ラストは英米初のジョイント飛行による再突入の世紀の瞬間映像です。

「もう一周りしていかない?」  
「2周りってのはどう?」(TBS版)

「もう一周 回らない?」 (日テレ版)  

2023.7 BS日テレで鑑賞(字幕)
2022.1 BS-TBSで鑑賞(吹替)
2020.8 BS-TBSで鑑賞(吹替)
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