ゆゆこ

ブロークバック・マウンテンのゆゆこのレビュー・感想・評価

5.0
"He was a friend of mine."

friend ...そこに彼らの思いを重ねると辛い。
この映画を観ると、友情も愛も紙一重なんじゃないかと思う。
ただ、その一線を越えるということは、時代もあるが、とても重大なこと。
…特に同性同士では。

愛は確かなのに、社会によってそれが無かったようにされてしまうのは、悲しい。
だが、美しく広大な自然の中は、唯一彼らが"彼ら"でいることを受け入れてくれる。

それでもって、ラストのシャツは泣かざるをえない。
うわぁぁ(涙)
永遠に一緒だよなんて男女では普通に言い合える愛の言葉を、彼はどれほど待ちわびたことだろう。

ちなみに、奥さん目線でみれば、結婚した男がゲイでしかも家族を差し置いてでも密会を重ねてる、なんて結構酷な話で、それはそれで辛い。
でも、そうせざるを得ない時代とか社会の環境とかもあっただろうし、そんな中で起こった、ある意味1つの<人生経験>としてそれが描かれていてもいいんじゃないかとか思っタリ。
LGBTが受け入れられてる今は、逆にあんまりこういう奥さんのお話は少ないんじゃないかとも。

とりあえず、ヒース・レジャーもジェイク・ギレンホールも、ほんと些細なところまで素晴らしい役者さんだと思えた。とても満足です。