僕はいくつか決めていることがあります。
おススメ出来る作品だけを書く。
基本、褒める。ネタバレはしない。
もっと言うと、極力作品の内容に触れないで
書きたい。これから観る人のために。
ですが実際書いてみると全く内容に
触れずに書くなんて難しいんですよね。
今日は(ブロークバック・マウンテン)です。
登録時に満点をつけました。躊躇なく。
なんの迷いもなくです。
いつかレビューを書こうと思っていても、
何を書いていいかわからない。
どこから書いていいかわからない。
再鑑賞しなくても、もう3回くらい
観ているの鮮明に覚えています。
ヒースの横顔も、クローゼットも。
ワイオミングが舞台の、カウボーイ同士の
20年にわたる純愛を描いています。
許されぬ愛と言うやつですね。それも20年。
確かにね、不倫なんですけどね、
男が悲痛なほどに、胸が張り裂けそうに
泣くんですよ。もうね、観ているこっちは、
胸が押し潰されそうになる訳です。
レビューって難しい。
包み込むようなワイオミングの山々も
2人の表情も、正確に書ける訳がないですもん。
あの年、作品賞を獲ったのは(クラッシュ)
でしたけど、やっぱり、あの年のベストは、
この作品だったと思うんですよね。