ブロークバック・マウンテンの作品情報・感想・評価

ブロークバック・マウンテン2005年製作の映画)

BROKEBACK MOUNTAIN

製作国:

上映時間:134分

ジャンル:

3.8

「ブロークバック・マウンテン」に投稿された感想・評価

ブロークバック・マウンテン
雄々しいまでに圧倒的な山の美しさ

その大自然のなか
環境の厳しさと対峙しながら
ひと夏を通して
羊を見張る仕事を言い渡された
初対面の青年ふたり

イニス(亡きヒース・レジャー)と、
ジャック(ジェイク・ギレンホール)

長い夏のあいだ
それぞれに相手しか
頼るものが居ないなか
山で芽生えた、ある感情


そして、それは
二人だけの「秘密」として
狂おしい想いとともに
心の奥底に閉ざして

抱きしめるしかなかった


そんな愛だった
明烏

明烏の感想・評価

4.6
僕はあまり恋愛映画を見ないが、たまにオススメを聞かれた時に答えるのが『バッファロー’66』と、この『ブロークバックマウンテン』。
けど、同性愛の映画だと伝えると訝しい顔をされる事も度々あって、この国のLGBTに対する意識はまだまだそんなもんだと感じて虚しくなることも多いですね。

まぁ、それはいいとして、ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール、ミシェル・ウィリアムス、アン・ハサウェイといった豪華演技派が揃い踏みしているこの作品。
文句なしの傑作です。
少しでも興味があるなら是非観て欲しい。
人を愛する事に関して、性別の概念なんてのがいかにちっぽけな事か分かります。

特別な場所であるブロークバックマウンテンの雄大な自然と、それぞれが直面している現実の生活との対比。
まだ社会的に同性愛が酷い差別の対象になっていた時代の中で、同性愛と異性愛との狭間に揺れる主人公達の心理描写。
山から下り、ジャックと別れた後に嗚咽するイニス。
何度か観ればその度に新たな気付きを与えてくれる、素晴らしい作品です。
さあや

さあやの感想・評価

4.5
同性を愛した男たちの半生。
恋愛映画としてすごい完成度。
余韻が複雑だけど素晴らしい。
美しい風景だな〜

同性を好きになるということは
誰かに迷惑をかけることなのだろうか?
いいえ、
あなたの世界はなにも変わらないはずだ。
過剰な反応も、擁護もいらない。
素通りすればいいだけ。
そう思う。
とと

ととの感想・評価

-
それぞれがそれぞれに痛み合っている
こういう映画見ると、優しい人でありたいなぁと思う
も

もの感想・評価

5.0
山という自然と街がさまざまな要素を対比させ、最後まで胸に突き刺さる
みら

みらの感想・評価

-
たしかにブローバックマウンテンだ
spider

spiderの感想・評価

3.5
ただ切なくて救いがない
僕はいくつか決めていることがあります。
おススメ出来る作品だけを書く。
基本、褒める。ネタバレはしない。
もっと言うと、極力作品の内容に触れないで
書きたい。これから観る人のために。

ですが実際書いてみると全く内容に
触れずに書くなんて難しいんですよね。

今日は(ブロークバック・マウンテン)です。
登録時に満点をつけました。躊躇なく。
なんの迷いもなくです。
いつかレビューを書こうと思っていても、
何を書いていいかわからない。
どこから書いていいかわからない。
再鑑賞しなくても、もう3回くらい
観ているの鮮明に覚えています。
ヒースの横顔も、クローゼットも。

ワイオミングが舞台の、カウボーイ同士の
20年にわたる純愛を描いています。
許されぬ愛と言うやつですね。それも20年。
確かにね、不倫なんですけどね、
男が悲痛なほどに、胸が張り裂けそうに
泣くんですよ。もうね、観ているこっちは、
胸が押し潰されそうになる訳です。

レビューって難しい。
包み込むようなワイオミングの山々も
2人の表情も、正確に書ける訳がないですもん。

あの年、作品賞を獲ったのは(クラッシュ)
でしたけど、やっぱり、あの年のベストは、
この作品だったと思うんですよね。
異性であろうと、同性であろうと、
叶わぬ恋の切なさに、違いなんて、きっとない。

”届かぬ心も 抱きしめて そばにいる
眠れぬ想いは あなただけじゃない
これからもずっと あなたを探してる“

これは中西圭三さんが唄う名曲“眠れぬ想い”のワンフレーズだ。異性であろうと同性であろうと、普遍的な愛を歌うこの歌詞の世界観に、この映画の根底にある切ない愛が私の中でシンクロした。


1960年代のアメリカ田舎街。
同性愛に対する認知どころか命すら危うい、そんな時代。

出逢ってしまったあの日。

忘れたかった。
忘れられる筈だった…

いっそ出逢わなければよかった。

理屈じゃない人の心は、
理性で片付けられる筈もない。

いつも不安に怯え、心の入れ物に想いを閉じ込め蓋をした。
本当は張り裂けそうな胸の痛み…
自分を偽り過ごす途方もない毎日。
不器用で閉ざした心は、空虚で誰も寄せ付けない。

それはまるで、何人も寄せ付けない凍てつく冬山とダブって思えた。


約束の場所。

手が届きそうな程に低い空。
まるで空まで届けとばかりに山肌を登っていく羊達。

神々しいまでに雄大なあの場所は、見栄も嘘も寄せ付けない“ありのまま”の世界。
何もかも削ぎ落とした剥き出しの心を受け入れる真実の場所。

”毎日こんなふうに暮らせるんだぞ“
理想を目の前にしてなお、心と裏腹な態度や、踏み出せない心の葛藤が痛々しい。

満たされぬ心と身体。
行き着く先のない我慢では、いつか限界が訪れる…

突然の便りに言葉もない。

”何も実現しなかった“
失って初めて気付いた、あの日から変わることのなかった深い深い想い。

“あいつだけが俺の友達だった”

もう心の入れ物に蓋はない。

Jack, I swear・・・


※ラストシーンに込められた想いやヒースの表情に、観賞後しばらく経つが、ヒリヒリとした余韻は冷めず、今も未だ心はざわついている。

ラストシーンに流れる哀愁を帯びたギターの音色やエンドロールの歌とともに、

”届かぬ心も 抱きしめて そばにいる
このままあなたを 誰にも渡さない“

中西圭三の切ないバラードが頭の中をリフレインして止まらない…


※同性愛を扱った映画は、マイノリティーの心の叫びを描いたメッセージ性が強く重たい内容のものが多い印象がある。それ故、観るに当たってはそれなりの心構えが必要で、なかなか好んで観れるジャンルではなく、名作とは聞きつつも今まで本作も観るのを先伸ばしにして来た。
心のこもったフォローワーさんのレビューに惹かれ、直ぐにでも観たい衝動を抑えられず観賞。

単なる同性愛の話として括られるものではなく、禁断であったり叶わぬ恋といった、普遍的で切なすぎる程の愛に通じる作品だと、私には思えた。

※ヒースとジェイクの圧巻の演技。
ヒースの死が残念過ぎる。
遺された映画の中で彼の姿を観る度に、きっと誰もがその想いを痛感するに違いない。円熟味を増した彼の演技はどれほどのものだっただろうか…
彼らを取り巻くキャストの面々も、ストーリーも音楽も映像も、この映画の世界観を見事に表現していて、名作である意味を知った。

あの山は今もきっと変わらないのだろう。
雄大な自然の美しさに想いを馳せる。
YoArai

YoAraiの感想・評価

3.6
ほぼ寝てたけど、アンさんのtitsで俺の中の何かがawakenした。
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