もっちりん

クローンは故郷をめざすのもっちりんのレビュー・感想・評価

クローンは故郷をめざす(2008年製作の映画)
3.5
近未来の日本。不慮の事故で殉職した宇宙飛行士が最先端のクローン技術で再生されるが…。

静かなSFという感じの作品です。雰囲気は悪くないと思うのですが、思ったより点数が低いですね。そもそも鑑賞している人が少ない気もしますが…。

とりあえずタイトルが良くない気がします。半分ぐらいの人がこのタイトルで観る気をなくしているんじゃないかと思ってしまいます。もう少し良いタイトルがあったんじゃないでしょうか。

ジャンルとしてはSFですが、内容としてはもっと哲学的というかスピリチュアル的というか。クローンを題材に人の生死や魂というテーマを描いている感じがしました。

所々で観ている側の解釈に委ねるようなシーンがあるため難解で、またテンポもゆっくりなので人によっては退屈な映画かもしれません。逆に考察しながら難しく映画を観たい方にはオススメできるかもしれません。

個人的には悪くないと思う作品でしたが…やっぱりレビュー評価が物語ってますね…。
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