1947年のジャック・ターナー監督の作品『過去を逃れて』はみたことがないからわからないんだけど、この映画に限っては、ザ・80年代って感じの雰囲気だった。
トゥルム遺跡がけっこうしっかりみられたのは嬉しかった!それにカーチェイスはかなりハラハラドキドキした。
ストーリーには、サスペンス要素がも陰謀と裏切りがあるけど全体的にゆったりというか、その中で思いがけずテリーとジェシーが惹かれあうっていう、王道まっしぐらだった(リメイクだから当然なんだけども)。
だから、若干退屈しそうな感じはあったのに、レイチェル・ウォードさんの美しさに目が離せないだけでなく、美人で頭が良くて完璧ってわけでもなくて人間くさいところでハラハラさせてくるし、ジェフ・ブリッジスさんの善良な市民って感じで危なっかしいところにもハラハラさせられて、気づいたらエンディングまできてた。
そして、エンディングで「は?」ってなった。
まさか、大好きで何度も聞いてた曲『Against All Odds By Phil Collins』が、この映画のエンディングだったとは…。
一気にこの映画の見る目が変わってしまった。
この曲をこの映画に置き換えてみると…切ない…切なすぎる。
私には、この映画が『Against All Odds By Phil Collins』の壮大なプロモーションビデオに思えてきてしまった。
メモ
・「Against All Odds」 「あらゆる困難を乗り越えて」「絶対絶命の状況の中で」「勝ち目がないにもかかわらず」という意味を持つ英語の慣用句
・邦題の「カリブ」は、メキシコのユカタン半島の東海岸沖、プラヤ・デル・カルメンの対岸に位置するカリブ海の島であり、自治体でもある、コスメル島が舞台だからだそうだ。
・チチェン・イッツァ 1988年に世界遺産に登録されたメキシコ南部のユカタン半島にあるマヤ文明の遺跡。
・ファンブル(fumble) 主に球技において、一度つかんだりキャッチしたボールを取り落としたり、弾いてしまったりするミスのこと
・カンペチェ メキシコ湾岸にあるメキシコの都市で、カンペチェ州の州都。2020年の人口は249,623人だが、都市圏としての人口は294,077人である。スペイン植民地時代に築かれた城壁や要塞などの防衛施設群が評価され、ユネスコの世界遺産に登録されている
・クエルナバカ(Cuernavaca) メキシコのモレロス州の州都です。メキシコシティの南約80kmに位置し、1年中温暖で花々が咲き乱れる「常春の街」として知られている。
・キッド・クレオール&ザ・ココナッツ アメリカの多民族音楽グループ。1980年にキッド・クレオールことオーガスト・ダーネルを中心に結成された。音楽性やメンバー構成、ズートスーツに身を包んだファッションはカールスモーキー石井並びに米米CLUBに多大なる影響を与えた。