ちい

黄金の七人のちいのレビュー・感想・評価

黄金の七人(1965年製作の映画)
3.5
スイスの銀行から大量の金の延べ棒を盗み出す泥棒チームのお話。

作戦の裏側で、首謀者である「教授」と超絶美女・ジョルジャ、実行部隊である6人の思惑がぶつかりあい、駆け引きが繰り広げられていく。

ファッションやインテリア、可愛らしい車、トロヴァヨーリのお洒落な音楽など、60年代の雰囲気を思う存分味わうことができる。ローマの街並みも美しい。ストーリー展開が緩やかで、犯罪ものなのにあまりハラハラドキドキしないのも一つの味わいかも。

「教授」のキャラクターがとても好きだ。頭が良いけれど惚れた女には簡単にだまされる。山高帽とステッキの紳士な風貌も、常に飄々としているところも良い。そしてセクシー!!

「教授」率いるチームは、次の「続・黄金の7人レインボー作戦」にも登場するので、是非2本続けてご覧下さい。
ちい

ちい