冴えない中年男性作曲家コンビのアメリカン・ニューシネマ的な映画なのかと思いきや途中で舞台を砂漠に移して冒険活劇になってびっくりした。開き直りって投げやりになった時のみ生じる独特のパワーを感じた。ウルマーみたい。
ダスティン・ホフマンがベルベル人のフリして適当なベルベル語やる場面とアジャーニが空港でおっパイ見せてくる場面はさすがにワロタ。
ヘリは撃墜して欲しかった気持ちがある。
ラストのショーの場面でのイザベル・アジャーニのつーっと頬を伝う涙が、ウエストランド河本ばりに美しかった。
ただエテックスみたあとで見たのでギャグがセリフに頼りすぎなようにも感じた。
しょうもない楽曲群の1部はエレイン・メイ自身によるものらしい。