デロング

アウトローのデロングのレビュー・感想・評価

アウトロー(1976年製作の映画)
3.5
南北戦争中、農民として妻と子供の3人で、のどかな山奥で暮らしていたジョージー(クリント・イーストウッド)だったが、赤足隊と呼ばれる北軍部隊に妻子を殺され、南軍に身を投じ復讐することに。

物語的に北軍勝利で戦争が終結し、仲間が降伏していく中で孤独な逃避行をしながら妻子を殺した北軍部隊を見つけ出し1人1人殺していく話かと思って観てたら、なにやら違う展開になってきました。

彷徨っているうちに出会ったインディアンや、白人の酒場で奴隷の様に使われていたインディアンの娘、そして突然現れたワンコとメキシコに向かうロードムービー的な感じに。さらに口うるさい婆さんにその孫娘も加わり賑やかになっていきます。(^^)

この孫娘役の人が綺麗でした。調べてみたらソンドラ・ロックという女優さんで印象に残りました。嬉しい事にポロリもあります。

戦争映画といっても作りはほとんど西部劇で、やっぱりイーストウッドの銃さばきは勿論の事、いちいち唾を吐くのもまたカッコいい。ただ、ワンコにまで唾を吐くのはちょっと可哀そう。力になろうと頑張って薪運んでるんだし。(^^)

最初は自分ひとりだけの戦いだったのが、疎外された者たちが一つに固まり、みんなを守る戦いに変わっていく感じが良かったです。

てか、家族を殺された話はどうなった?
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