今年は
ちひろさんの生誕100周年
淡く滲む
水色や桃色の水彩
真っ直ぐな
子どもの無垢な瞳
月齢で赤ん坊を描き分けられると言われた
幼な子を見る母の眼差し
アンデルセンの
親指姫や人魚姫
輪郭線の無い
その
あやうく はかなく
夢見心地のような
数々の作品と
ちひろさん自身の
少女のような姿と笑顔の写真の裏に
よもや
こんな壮絶な人生が有ったなんて
人の心に寄り添う優しさや
温かさというのは
しなやかに強く真っ直ぐな信念の上にこそ
花開くものなのだなぁ
ご家族や知人の皆さんのインタビューを交えた
ドキュメンタリー
*12/17