サッカーと映画観るのがすき

マッドマックスのサッカーと映画観るのがすきのレビュー・感想・評価

マッドマックス(1979年製作の映画)
3.5
WOWOWでシリーズまとめて放送してたんで、久々に観ました!
1979年公開、いかにもな低予算のB級アクション映画。しかもあんまり見慣れないオーストラリア映画。
何がそんなに好きなの?面白いの?と言われるかも知んないけど、好きなものは好きなのですw

そもそも設定からしてよくわかりませんよね。
近未来設定らしけど、未来感・SF感はなんもなし。むしろ文明とモラルが退化しまくった暴力が支配する世界。なんやそれ?www

だが、それがいい w
この意味不明な世界観が好きなんだからしょーがないっす。
続編の”マッドマックス2”、さらには”北斗の拳”(パクりとも言うが、今となってはリスペクトというべきだ!w)、そして、なんとアカデミー6冠に輝く”怒りのデスロード”へと受け継がれる、その原型となった世界観。
よくもまぁ、こんなん思いついたもんだと思います。

とはいえ、CGに頼らない(時代的にそもそもない?!)アナログなカーアクションの迫力は今風のそれとはまた違った迫力とスピード感、しびれる緊張感があります。撮影はホンマに命懸けのスタントだったとかとか。
クルマ、バイクがカッコいい!KAWASAKI Z1000、HONDA CB750、バイクにおける日本メーカーの偉大さ!そしてV8のサウンド、むりやり装備したターボチャージャー、しびれます!
そして、メル・ギブソン!。若い!カッコいい!こっから彼のキャリアが始まったというのも感慨深い。

本作のストーリー・演出には、特に後半に尻すぼみというか、あっさりしすぎ、なんて苦言もわかりますけど、そんな人は、是非"マッドマックス2"や"怒りのデスロード"で発散していただきたいです。
ワタシも続けてまた観たくなりましたわー!