shibamike

マッドマックスのshibamikeのネタバレレビュー・内容・結末

マッドマックス(1979年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

メル・ギブソンにも若い頃があった。
しかも、普通にイケメン。

冒頭のナイトライダー追走劇はすごく面白かった。暴力とスピードに支配された世界で頭のおかしいヤツらが車とバイクをぶっ飛ばす痛快映画、かと思い鼻息をフーフー言わせて「僕もやりたい!僕もやりたい!」と座席で急激に幼児退行し、興奮していたら、凶暴警官グースの死亡以降、ヘビィで重苦しい感じに見受けられ、自分の鼻穴は節分豆ほどに萎み、通常の腹式呼吸に戻った。

いくら悪党どもを懲らしめているとは言え、「警官バッヂを外せば自分だって暴力的なあいつらと同類なのでは?」疑問を抱いた主人公マックスに上司から長期休暇が言い渡される。その休暇中、奥さんとお子さんが暴走族によって襲われてしまう。復讐の鬼と化すマックスが暴走族を滅ぼして映画は終わる。まさに狂ったマックス。

奥さんが暴走族に襲われるとき、誘拐して凌辱してから殺すのかと思い、ひやひやしていたがそういったことはなく、シンプルに殺しており、ホッとした(オイッ!)。
メル・ギブソンが上半身裸のシーンがあり、乳首をはっきり見ることができるのだが、その綺麗な乳首に目を見張った。その形状は「黄身が中心にある完璧な目玉焼き」で、色はハッとするようなサーモンピンク。タダ者じゃないという印象を持った。

終盤にマックスが暴走族を襲った際、車でバイクをふっ飛ばしまくるが、横転したバイクが頭にモロぶつかっている人もおり、演者の皆さんは無事だったのか不安になった。

日本メーカーのオートバイが沢山登場し、どれもカッコよくて観ていて楽しかった。KAWASAKIとHONDAだけ見えた。

スピードと暴力の映画であれば、設定がちょっと似ている日本が誇るスーパームービー「狂い咲きサンダーロード」に軍配が上がるでしょう(絶対世界的ヒットしないだろうけど)。
shibamike

shibamike