まず、俳優陣が豪華すぎる。
見たことない人がいない程贅沢なメンバー。
ダニエル・クレイグの負け顔が意外すぎて度肝を抜かれた。
そう考えたら、それぞれの俳優さん皆意外なキャスティングな気がする。
自分が見てきた映画の印象とはほぼ対象的な演技をされてた。
当時の映画の雰囲気が素敵だった。
裏の仕事でぽかしたメンバーの復讐に殺された家族の仇を討つべく、父と子2人でグループの家族を亡きものにしにいく復讐劇。
お互いの隙を探りつつも中々腹割った話が出来なかった二人が、復讐を目的とした途端、距離が近付くという歪な親子関係が良かった。
その中でも中盤の畳み掛けには素直に笑った。重たい空気が続く中での、食事の会話とと車の教習はズルい。
親子としての成長が副旋律となり、ラストに効いていてとても良かった。
息子君、適応力たかい。
どんな事があった後でも寝ろと言われれば寝れるし、やれと言われたらやれる。凄い。
後半のBGMの中、淡々と復讐を遂行していく様はかっこよく思えた。
展開が読める内容だったが、全体的にまとまりが良く面白かった。