yis4259

ロード・トゥ・パーディションのyis4259のレビュー・感想・評価

3.8
18世紀のアメリカはイリノイ州のロックアイランド。
アイルランド系ギャングのルーニー一家に従えていたマイク・サリヴァン(トム・ハンクス)と彼の息子マイケル(タイラー・ホークリン)の逃走、復讐劇。
マイクは小さいころ親を亡くし、ジョンルーニー(ポール・ニューマン)に育てられたと言う恩義がある。
ジョンにとってもマイクはマイクは、息子同然だった。
しかし、ジョンの息子コナー(ダニエル・クレイグ)にはマイクの存在が疎ましく、一家殺害を企てることになる。
生き残ったマイクはコナーに雇われた殺し屋(ジュード・ロウ)に命を狙われ、逃亡を続ける。
ジョンに自分の家族がジョンの息子コナーに殺され、彼が一家の金を着服していることを告げるが、ジョンはマイクではなく、実の息子コナーを選んだ。
マイクの選んだ結末とは。

ということで、ギャング一家の殺伐とした世界を描いているのだが、トム・ハンクスが演じることでなんとなくストーリーに厚みを感じてしまうのが彼の存在感ゆえか。
ポール・ニューマンも出ているが、あまりの衰えにその存在感がかすんでいたように思えた。
それとは対照的に、脇役でありながらイヤらしいほどの存在感を示したのがジュード・ロウ。
登場時間はそんなになかったが、記憶に残る役どころといえよう。
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