面白い!通俗性の中にフッと忍び寄る宗教性。前作でこの世のものではなくなり思念的な存在と化したケア・デュリアが「光」になって地球に飛んできて元妻が退屈そうに見てるテレビの電波に「ノイズ」として現れるシーンが一番好きかも。死んだら光になって宇宙を漂いたい。ただ「太陽が2つになり暗い夜はなくなった」、めでたしめでたしみたいになるけど、それよりも馬鹿でかい文字が空に浮かぶとかの方が良かった。太陽だとちょっと神々しすぎるというか、まだ解釈の余地がある。単なる文字が浮かぶ方が、何だそんなことかって感じで良いんでは、いや文字ですらなく💩でもいい、太陽が2つになることが平和に繋がるというのがよく分からないだけで…原作読めばいいのかな。