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2010年のzaのレビュー・感想・評価

2010年(1984年製作の映画)
3.7
”凄い 降るような星だ!”

9年前木星圏内でボーマン船長が最後に残したメッセージの謎を解明すべく、フロイド博士はロシアのレオノフ号に乗って木星へ旅立ったー

『2001年宇宙の旅』とは大きな違いはあるものの、内容はれっきとした続編。映像や演出面など、かなり"現代的"になっている。(まぁ、キューブリックと比べるのがそもそも間違いなんだけど)これぐらいで普通というか、むしろ良く出来ている方だと思う。
前作では説明がことごとく削られていたのに対して、今作はもう全部説明してくれている。2001年を見て意味が分からなかった人も、あぁそうなのねとだいたい納得するはず。

この作品単体だけで見るなら☆3.5ぐらいなんだけど、前作のことを思うとグッと来るシーンは結構あり・・・やはりなんといっても、前作でHALを殺したボーマン船長が最後に取る行動はとても感動的。
メッセージとしても、前作では恐怖が前面に出ていたのに対して今作はとても希望を感じる作品として描かれている。この作品を見てから前作を見ると、また違った見方ができるはず。なんだかんだで良い映画だと思う。
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