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サスペリア・テルザ 最後の魔女のyasshyのレビュー・感想・評価

3.0
やっと見れました三作目。
一作目から30年もの月日が経ってるのでと思ったら、
ちゃんと?娘の代に設定が変わっていた。
発掘された埋葬品で力を取り戻した涙の母。
その復活を祝って世界中から魔女?が大挙してローマへ。
駅でサラをつけ狙い襲ってくる魔女が日本語を話すのはちょっと意外でしたが、
世界中から集まっているという演出なんでしょうね。
ボスである”涙の母”のお姿がインフェルノの時のような安っぽいガイコツではなく、すっぽんぽんにローブという怪しすぎるいかにも魔女的ないでたちには???となりながらも、
ダリオ・アルジェントだから全然ありだなとかってに思ってしまった。
他の魔女に戦いを挑んだ白魔女の娘というだけで自覚も何もない主人公が黒魔女達と戦うという無茶な設定も笑えるが、
最後が復活のきっかけになった古代の服を槍で剥ぎ取り燃やすという荒技も笑えた。
服を取られたとたんにすっぽんぽんでオロオロして、地震で壊れた屋敷の屋根の飾り?に刺されて死んでしまう涙の母の最期は他の2作品同様なあっさりさであった。

笑いどころがたくさんあったのですが、全然嫌いじゃあないです。
むしろ好きですね、見終わった後の虚無感がなかったし。

さぁ次は何を見ようかな。
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