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二十四の瞳のgreenhealthのレビュー・感想・評価

二十四の瞳(1954年製作の映画)
4.0
昔、壷井栄の小説も読んだし、テレビドラマ版も観たけどやはり木下恵介&高峰秀子の映画が一番かも。それもデジタルリマスターで。
美しい小豆島をバックに児童のイキイキした情景に反して、忍び寄る戦争の足音。戦争のシーンなど全くないのだが、こんな美しい島でも貧困などで苦しむ時代だったのだと思い知らされる。
前半の教師時代と後半の戦争への突入、卒業後の子供たちの流転暗転の描き方がとてもリアルで共感を覚えました。

改めて小豆島の地図を見ると岬の分教場の地形がとてもユニーク。
そういえば「八日目の蝉」の舞台も小豆島。素麺とオリーブ。訪ねてみたいですね。
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