ネオニダス

二十四の瞳のネオニダスのネタバレレビュー・内容・結末

二十四の瞳(1954年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

ワイの師匠(故人)が見たほうが良いって言ってた作品。とりあえず映画版で。
俺も教師やし色々思うところあるけど、なんかもう悲しくて直視できやんよな。最後の同窓会のとことか教え子の墓巡るとことか、悲しすぎる。俺はたいがいアレな方の教師やけどそれでも担任した子どもらはめちゃくちゃかわいいと思うし、そんな自分の教え子が戦争に行って帰らぬ人となるなんて想像を絶する悲しみなんやろうな
いろんな場面で流れてくる童謡、唱歌が子どもたちの純朴さを表現し、それが戦争の時代になると軍歌に変わり、そして戦争が終わるとまた童謡や唱歌が流れてるんよなぁ…これもまた時代を表していて、また、戦争にこれから巻き込まれていく子どもたちの純粋さを際立たせていて余計に心にくる。

ラストシーンの墓参りとか、教え子の子どもである新しい学級の子どもたちの名前を呼んでいくとことか、同窓会とか、そのシーンを見ながら、序盤の子どもたちの名前を初めて呼ぶとこ、桜の下で汽車ごっこをしたこと、休んでる時に子どもたちが会いに来てくれたこととか考えたら、もう涙が止まりません…