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二十四の瞳のDのレビュー・感想・評価

二十四の瞳(1954年製作の映画)
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この映画を観て思ったのは、
「この世界の片隅に」だな
っていう逆説的な思い込み。

昭和の「この世界の片隅に」
、もしくは平成の「二十四
の瞳」。

日本映画全盛期、1954年公
開、興行収入トップ10入り、
七人の侍を抑え、キネ旬1位。

日本映画オールタイム常連
の国民的作品。

木下恵介という、黒澤明と
比較して語られるその作家
性は、この映画に顕著に現
れている。

大衆的な作風で、
歌詞の入った音楽の使い方、
当時の時代感をモロに反映
させている。

男映画だった黒澤明に対し、
独立した女性像を描いたや
わらかいタッチ。

また、浮雲と対極の高峰秀子
の名演によってもたらされた
功績は誠に大である。

そして、
瀬戸内海に浮かぶ小豆島の風
景が、ノスタルジックな雰囲
気を盛り立ててくれる。

この映画を観れば小豆島に訪
れたくなること間違いなし!

日本映画の三大巨匠!!!
最低限みておくべき10作品はこれ!(1930年代〜1960年代の日本映画も紹介)

https://narcos.hatenablog.com/entry/japanese-movie-ranking
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