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地獄の7人のkojikojiのレビュー・感想・評価

地獄の7人(1983年製作の映画)
3.5
1983年 アメリカ 監督:テッド・コッチェル 2022.09.14視聴-417 評価3.5
● ジーン・ハックマン(ローズ)
●フレッド・ウォード(ウェルクス)

ベトナム戦争中の1973年、アメリカ陸軍大佐ローズの1人息子フランクは負傷した戦友を助けようとして逃げ遅れる。
 ローズはフランクの生存を信じて探し続けた結果、10年後、彼がラオスの奥深くにある捕虜収容所に囚われているらしいという情報をつかむ。
 ローズはフランクの戦友精鋭5人と、父親がMIAになっている実戦未経験の若手軍人スコット7人で救出に向かうことにする。息子が同じ捕虜になっている石油王マグレガーの密かな資金援助を得て、密かに訓練を行い、準備を整える。
アメリカ政府の妨害に遭いながら、ついにその時を迎える。

 七人といったらどうしても「七人の侍」を思い出す。
案の定、ストーリーの大きな流れは同じだ。
 目的達成のため6人を集める。
 揃った7人はその道のプロで、それぞれ個性がある。一人は若者。
 綿密な訓練を重ねて、その時を迎える。
こうしてなぞっていくと、脚本家は間違いなく「七人の侍」を意識しているのがよくわかる。そういえば、この映画を最初見た時のそんなことを思ったのを思い出した。

 現地の女性が2人加わるが、これが、案外いい効果を出している気がする。

 ジーン・ハックマンは好きな俳優だが、こんな映画でも、ちゃんとラストは泣かせるいい顔をみせてくれる。
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