takechi

ケンタとジュンとカヨちゃんの国のtakechiのレビュー・感想・評価

1.6
刹那的な逃避行もの。
こういう青春映画は昔からごまんとある
だいたいは後先考えず瞬間の輝きに生きる姿が
すがすがしく描かれるものが多い。
この作品は終始重苦しく、躁鬱を繰り返している
後先の事うじうじ考えている。

誰もが一度は何もかもぶっ壊して逃避行しようか
なんて妄想したことあるのではないか・・。
これはそれを実行した人たちの
リアルな姿なんじゃないだろうか。

僕は「ああ、やっぱり社会から逃げたらいかんなぁ~」と思ったけど
これ、カッコイイと思って、上の妄想
実行しちゃう人も出るんじゃないかな~。

どうせならもっと吹っ切ってエグく描いた方が良かったんじゃないかな。
松田翔太と高良健吾カッコよすぎ~。(外見)

映画としては挑戦的でいいけど。
面白いとか感動するとかいうものじゃないでしょう。
takechi

takechi