映画は遠い過去のはなし

愛と精霊の家の映画は遠い過去のはなしのレビュー・感想・評価

愛と精霊の家(1993年製作の映画)
3.0
◎95年に観た作品がもう一つスルーされてたのでレビュー。

◎ジェレミーアイアンズは元々好きな方でもないのに、独善的で頑迷な役柄にイライラし、不快指数はさらに上昇。

◎エステバン(ジェレミーアイアンズ)よりクララ(メリルストリープ)の方がずっと若いのに、クララの老け具合が異常に早い!それに比べ、娼婦のマリアコンチータは全く変わらない!吸血鬼かよ。

◎私的ハイライトシーンはグレンクローズが死んで、亡霊として屋敷に入ってくるシーン(既に死んでいるが映像では生身の人間で入ってくる)身の毛がよだつ程の彼女の動きと完全に精気を失った表情には恐怖を感じた。

◎同じ人間に命を狙われ、また救われる強運の持ち主ペドロ(アントニオバンデラス)

◎ウィノナライダーいろんな意味でがんばった。終盤の因果応報的な展開とビンセントギャロの存在感とインパクト。

◎マニアックな見解だけど、ブランカ(ウィノナライダー)の後日談がロマンポランスキーの「死と処女」のポーリナへと繋がっていくと勝手に想像してしまった。