コマミー

ヤング・ブラッドのコマミーのレビュー・感想・評価

ヤング・ブラッド(2001年製作の映画)
3.1
【ダルタニアンの復讐】


[気まぐれ映画レビューNo.164]




数ある"三銃士映画"の中でダントツでつまらない。

だが、調べてみた所、なんと"アクション監督"にはジェット・リーの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ天地黎明」などの"シャン・シンシン"を起用していたのだ。
ツイ・ハーク作品に数々出演・参加した彼が、この三銃士映画のアクション監督を担当していたのだ。
確かに、アクションは全体的にとても"激しかった"し、とにかくワイヤーアクションはふんだんに使っていたと思う。

作品の出来としては、見せ場はアクションと"カトリーヌ・ドヌーブ"演じる"フランス王妃"の美しさのみ。物語はダラダラとしてるし、"ティム・ロス"演じる"フェブル"と言う敵は、拍子抜けな狂気であった。
これを観るのだったら、ディズニーがスティーブン・ヘレクと作った奴やポール・W・S・アンダーソンの三銃士映画を観た方がマシである。

要するに、アクション目当てで観る、三銃士映画です。
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