LEE

ヤング・ブラッドのLEEのレビュー・感想・評価

ヤング・ブラッド(2001年製作の映画)
3.5
このタイトルからは分からなかったけど実は三銃士の映画化だったこの作品
昔の読んだことあるけどほぼ覚えていないので、原作と何が違うとかは分かんないです…


ストーリーは王道な感じで別にそこに文句はないんだけど、個人的には登場人物に色々と思うところがあった
まず枢機卿は本作の事件の原因と言っていいのになんかそんなに責め立てられてないのが見ていてモヤモヤ
いっそ普通に彼が最大の悪ということでストーリーを進めていった方が良かったのではないかと思った
それと三銃士のキャラが薄いこと
主人公は三銃士ではなくダルタニャンなんだけど、それにしても彼らのキャラが薄すぎるし焼死した事件もそんなに触れられていなくて残念


あまりこのタイプの映画を見ることのない僕が見ることになったのはジェヴォーダンの獣の時と同じように本作のアクション監督が熊欣欣だから!
そんな感じで本作のアクションは香港チックなハイテンポなものに仕上がっている
でも結構シーンによってその完成度にはばらつきがあって、顔が映るショットや太めの方のアクションシーンの時はもっさりしがちで暗いシーンや引きのショットの時は華麗な剣裁きを見せるという正に90s香港アクション笑
もうちょい上手く本人のカットを入れられたらなとかはぶっちゃけ思った
そしてラストは天地黎明になるのは流石と言ったところか?笑


やはり一味違った感触に仕上がっていた一本
嫌いではないけどいいとは言えないかも…
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