ブラックユーモアホフマン

ヒロシマモナムール/二十四時間の情事のブラックユーモアホフマンのレビュー・感想・評価

3.7
戦争、恋愛、忘却の話。

セリフが詩的・観念的すぎてノレない。

『去年マリエンバートで』みたいだな、と思ったら同じ監督か。アラン・レネ。

って、『去年マリエンバートで』観た時は、これロブ=グリエみたいだなと思って実際脚本がロブ=グリエだったんだよな。同じことしてるわ。

survivor’s guiltの話なのかなと思ったり。
それを広島を舞台にした恋愛話として表現するのは面白いと思ったが。

【一番好きなシーン】
・映画の撮影現場のシーンでの細かいカッティング。
・慰霊祭?の行列の中に2人がいるのは『火口のふたり』を思い出した。
・ホテルに一度帰った女が階段を降りて(ヒキ)、立ち止まり(ヨリ)、引き返す(ヒキに戻る)ところのカット割り。