ヒロシマモナムール/二十四時間の情事の作品情報・感想・評価

「ヒロシマモナムール/二十四時間の情事」に投稿された感想・評価

エマニエル・リバ綺麗な女優さんでした。物語は広島に撮影に来ていたフランスの女優と広島の日本人男性との二十四時間の情事を描いています。まさに題名そのままです。お話の序盤で原爆が落とされた直後の広島の様子が映し出されますが直視するのが辛い映像です。被曝した広島市民のケロイド化した背中や抉れた目などがとても痛々しいです。ホラー映画の特殊メイクを施したグロテスクな映像は他人事のように見えて現実感がないけど被曝の映像は見ると日本人として苦しい。被曝して髪が抜けるのも人の手で鋏を使って切り落とされるのもどっちも辛い。
yadakor

yadakorの感想・評価

2.0
広島原爆を男女の逢瀬に例えているようだ
別に不謹慎とは思わないが、フランス人の自己愛をやたら日本に結びつけるのはやめてほしいと思った

戦後広島はあくまで闇市とティアドロップサングラスの町であって、フランス語のピロートークはパリでやれ
さかな

さかなの感想・評価

3.2
かつての恋人、かつての自分を忘却しつつある自分に苦しむ女性の物語なのかな…広島である必要性は分からなかった
kanaiso

kanaisoの感想・評価

2.9
講義で鑑賞。
日本語タイトルに惑わされないでほしい。

原爆投下から数年後の広島を舞台に、映画を撮りに来たフランス人女優と日本人男性の恋愛?を通して描かれる「記憶」と「忘却」。当時の広島を映すアーカイブとしても意味のある作品。

「君は何も見ていない」「見たわ」のやりとりが映画の柱。

人は自分が見たいように見て、信じたいように信じる。ある人にとっての悲劇でも、周りからしたら目にも止まらないその出来事は他人の中では記憶されない。その時、その出来事は「他者」となる。
一方で、ある出来事の記憶の忘却を望み今まで隠してきたにも関わらず、気づかないうちに記憶に取り憑かれた視点でしか他人を見れないことも然り。

分かったふりしてるけど、ほんとに全然分からない映画でした。ただひたすら謎。
6/21/19
no.139
広島に映画撮影で来日したフランス人女優と日本人建築家の短くも鮮烈な逢瀬を描く戦後ドラマ。こんな昭和一桁生まれの男いない…と思ったけど、もっと観念的に解釈すべき作品なのか。混沌たるこの世界を個人の生に因数分解するフランス映画の名作。序盤は言葉のウェイト(理屈っぽさ)が気になったが、後半のヒロインの心理の冷徹さと、そこからつながっていく展開の切れ味に引き付けられる。
2019.6.16 NHK BSプレミアム(録画)(字幕)
あむ

あむの感想・評価

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戦争の記憶。
広島の記憶。
これはどうもアラン・レネ監督の映画というより脚本を書いたマルグリット・デュラスのカラーが強い作品。

日本とフランスを股にかけた「戦争の記憶」の抽出の仕方がお見事。異邦人の視点から見たヒロシマはこんなにも残酷かつ詩的なものなのかと我が目を疑った。

ただ単にセックスを通してお互いのトラウマを探り当てる映画ではなく、鏡合わせの存在として描かれる日本人男性とフランス人女性のそれぞれの「眼差し」についての考察でもある。

いかにもデュラスらしい耽美的なテーマを併せ持った真の反戦映画。直接的にではなく「間接的」に戦争を否定している辺りはさすがの一言。
はな

はなの感想・評価

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あんまり好みじゃなかった
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