てんやもん太郎

トラック野郎 突撃一番星のてんやもん太郎のレビュー・感想・評価

トラック野郎 突撃一番星(1978年製作の映画)
3.2
人の力で笑ってしまう。演技力ではなく人の魅力。

バカ=純粋(混じりっけなしの)

なのだろうな。徹底的にバカなのだ。
この純度だからこそベタがこんなに笑えるんだろうな。
複雑な思考、思惑が笑えるものが好きだけど、
やっぱこの潔さには誰も勝てないと思う。

けどシリーズの中では、あまりだった。
お決まりの約束事が芯を食ってなかった印象。
いつものトラックが走りまくるラストに緊迫感、切迫感、向こう見ず感が足りない気が。やっぱ長距離走ってもらいたい。

あと、ライバルトラック野郎がいないのも。

せんだみつおと樹木希林には笑わせてもらった。