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脱獄広島殺人囚のlagのレビュー・感想・評価

脱獄広島殺人囚(1974年製作の映画)
4.2
蒼いどころか黒い顔してるが生命力抜群。雨の日の強盗で二十年。脱走したのに女郎屋で間抜けに喧嘩して再逮捕。鶏食って腹壊す。因縁つけてきた囚人や看守も刺す。山の中を走り回る。線路の上を早足で歩きながら大根一本丸かじり。

時々心の本音が独り言で聞こえてくる。手錠壊すのに六時間かかった。木枠を外し始めて一週間経った。鼠の横でお椀の中身にかぶりつく。川上対若林の野球中継を遮られたから所長を脅迫。三国人な室田日出男と川谷拓三と志賀勝と一緒に無許可で牛を解体。剃刀ごと揚げた天ぷらを差し入れする渡瀬恒彦。貫禄ありすぎる清掃係の若山富三郎。
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