このレビューはネタバレを含みます
木下恵介監督、1958年版。
「姥捨て」という実際にあったとされる風習の怖さと母子の悲哀。
田中絹代演じるおりんは、息子の後妻が決まり安心して「お山」に行けると、この風習を口減らしのため当然のこと…
農村から山中、劇中の99.9%がスタジオセットでの撮影。その時点で異様な映画だと感じる。その音楽からも歌舞伎などの様式を取り入れている事が分かる。
過去の日本、貧しい寒村にあったとされる因習を元にし…
4作品通して木下恵介の欠点が見えた
表面的に見ればオリジナリティと言えるが、
それ以上に何よりもまず異化効果という演出手法の無理解にあると分かった。
せっかくコレだけ異化効果を発揮し放題なモチー…
こうしてみると地方の掟って不気味なものが多いよね。それを画と美術と光で上手く違和感を作り出せてるのは流石だなと思う。
特に特撮技術は凄すぎる。新たな1ページが更新された感ある。なんでそんな技術を持…
これはすごいな。映像と音楽の美しさと、生きることの大変さとグロテスクさのコントラストがすごい。演出とかシーンの切り替えも工夫されていておもしろい。全編セットっぽく基本横に話が展開していくので、紙芝居…
>>続きを読む貧しさから食い扶持を減らすため、70歳になったら親を楢山に捨てに行くという習わしのある村の姨捨の物語。面白く観れた。
ラストのシーンを除き、全編、演劇のような設定での映画化。個人的には、リアルな今…
奇妙な映画だけど、これはこれで変な迫力があっていいなって思った
歯のシーンの狂気よ•••
ライティングが全体的にかなり攻めてて良かった
シーン転換が早いからテンポがいいのも嬉しい
キャラ配置が上手…
PLAN75のレビューで見かけて観てみたいと思っていた作品。CSに期間限定で入り、木下惠介監督版の放送があったので観てみた。姥捨て山の話だという認識はあったので流れは想像つきましたが、絡ませ方が凄い…
>>続きを読む©1958松竹株式会社