氷雨水葵

レイダース/失われたアーク《聖櫃》の氷雨水葵のレビュー・感想・評価

4.0
2023年リライト12本目

新作に向けて(早すぎる予習)①

◆あらすじ
世界中のお宝を探し求めて冒険する考古学者インディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)。

ある日、陸軍情報部から、ナチス・ドイツが失われた伝説のアーク(聖櫃)の発掘を開始したと聞かされ、奪取を依頼される。

インディはアークの手がかりとなる「ラーの杖飾り」を求め、元恋人マリオン(カレン・アレン)の元へ向かうが―――。

◆感想
今年いよいよ新作公開!ということで、かなり早いですが、ワイスピやらMIやらそこらへんの新作もあるので今のうちに観ようという魂胆。
正直、2作目の印象が強く、本作の内容はほぼ覚えてませんでした…。こんな内容だったんですね💦でも、アクションアドベンチャー要素満載で、観てるだけでワクワクします!序盤の黄金の石像をいただくシーンはちゃんと覚えてました。どこかで観たと思ったら『ボス・ベイビー』でもこのシーンがありました!本作のオマージュだったか(笑)
巨石が転がり落ちてくるシーン良いっ!これぞインディ・ジョーンズ!って感じがします。

てか、十戒の破片が納められたヤバい聖櫃を奪い合うというストーリーだったんですね…。全然覚えてねぇ…。これぞまさに「パンドラの箱」だな。終盤、箱が開くわけですが、疫病云々よりよっぽど怖かったが!?
本作の見どころは、聖櫃を奪うことを目的としつつ、ライバルの考古学者べロックもいるところ。お宝探しをメインにしつつも、相手を出し抜くシーンもあって、ここらへんもワクワクドキドキするところ。途中参戦したジョン・リス=デイヴィス演じるサラー、いいキャラクターでした。インディとバディ感あって好き。
カレン・アレン演じるマリオンもよかったけど、「このまま裏切るんじゃね?」感を醸し出してて、個人的にはヒロインポジとしてあまり刺さらなかったです…。

ここぞとばかりにテーマソング流れる演出いいなぁ~やっぱりジョン・ウィリアムズは天才だ。インディがかっこよく見えるし、一気に盛り上がる感じがします。

そして、インディといえば蛇!遺跡の床一面に蛇がいるのはビビりましたが、2作目のあれやこれやに比べたら全然マシ。むしろ蛇たちが可愛くみえてくるし、インディとマリオンがビビり散らかしてるほうが「落ち着け!」って思ってしまいます(笑)
こういう古典的な仕掛けでも面白く感じるのは、『インディ・ジョーンズ』だからかな。床踏んで矢が飛んでくるとか、太陽の光でお宝の場所を見つけるとか、他の作品でもありそうだけど、やっぱり何回観ても面白い!

40年以上前の作品なのに、こんなに楽しめるなんてすごいな。ハリソン・フォードは若いし、明らか「セットだろ!」という部分も多いけど、逆にこういうチープな演出が良い。
スピルバーグとジョージ・ルーカスは本当に素晴らしい作品を作ってくれたと思います。

新作楽しみ!
氷雨水葵

氷雨水葵