たけちゃん

レイダース/失われたアーク《聖櫃》のたけちゃんのレビュー・感想・評価

4.7
考古学者で冒険家、その名はインディ・ジョーンズ


スティーブン・スピルバーグ監督 1981年製作
主演ハリソン・フォード


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、2つ目のレビューです。

本日、12月18日はスティーブン・スピルバーグ監督の誕生日なんです\(^o^)/


娯楽映画が大好きな僕にとって、好きな監督はたくさんいますが、一番好きな監督は?って言われれば、やっぱりスピルバーグですって答えます。だから、僕は彼の失敗作と言われる作品でも愛おしいんですよ。「1941」とかね( ¯−¯ )フッ

で、彼の好きな作品は?と言われれば、「ジュラシック・パーク」か、これになりますね。「インディ・ジョーンズ」シリーズの第1作「レイダース 失われたアーク」。「ジュラシック・パーク」はレビュー済なので、今日はこちらをレビューします(。・ω・。)ゞビシッ!!



公開は1981年、僕は高校3年生でした。
今年ももうすぐ、センター試験ですね。
このフィルマにも受験生がいらっしゃると思います。映画が観たくても、必死に我慢して机に向かっているんでしょうね。

当時の僕がそうでした。
まだ、共通一次試験と呼ばれていましたね。
年明けすぐが受験日なのは、今と同じ。

でも、どうしても我慢出来ず、気分転換の名目で劇場に行ったのが、この作品です(^-^)

だって、製作がジョージ・ルーカス、監督はスティーブン・スピルバーグですよ!観たくないわけがないし、我慢できるわけもない( ¯−¯ )フッ



はぁ、本当に面白かったよなぁ。
受験勉強に疲れ、乾いた心に染み渡りました!
サイコーの作品です( ˘ ˘ )ウンウン

それが良かったのか、試験はまあまあ上手く行き、現役で大学に入ることができましたよ(^-^)
受験生のみなさんも気分転換は必要ですよ!そして、それから、また、頑張りましょう\(^o^)/




さて、レビューです!


脚本はローレンス・カスダン。
まずはストーリーが素晴らしい。
スターウォーズシリーズで一番好きな「帝国の逆襲」も彼の脚本ですし、「ボディガード」も彼の作品。アクションや冒険活劇を書くのがうまいなぁ。

今作は007のようなドキドキハラハラの冒険活劇を撮りたい思いから企画されたようです。途中のナチスとの車でのバトルは、本当に007的だよねぇ。最後はU・ボートまで登場しますからね。クレタ島の秘密基地に着くと、めっちゃスペクターっぽくなる(笑)

どんなに撮影技術が向上しても、話が面白くないとダメですよね。逆に、ストーリーが面白ければ、観客は着いて来るです( ˘ ˘ )ウンウン



レイダーというのは「盗賊」のことです。例えば、アリシア・ビキャンデル主演で、もうすぐリブートされる「トゥーム・レイダー」は「墓荒らし」「墓泥棒」のことですよね。

なので、「レイダース」とは「盗賊たち」
インディにべロック、そして、ナチスと、「アーク(聖櫃)」と呼ばれる宝を盗むべく、その在り処を探していくストーリーです。その「聖櫃」には、モーゼの十戒が書かれた石板が納められているんです。いやぁ、こういう設定、大好きなんですよね~。聖書やギリシャ神話にまつわるものは大好物ですから(。・ω・。)ゞビシッ!!



時代設定は第二次世界大戦の開戦前となる1936年。再びナチス・ドイツが台頭してきます。ドイツとはシリーズを通して揉めてますね(笑)
ちなみに、次作の「魔宮の伝説」は今作の前年、1935年の設定です。





一難去ってまた一難というのは、この映画のためにありますよね( ˘ ˘ )ウンウン

そして、CGのない時代での特撮による撮影が本当に素晴らしい。やっぱりセットの魅力ですよね!説得力抜群!スピルバーグの真骨頂です(。・ω・。)ゞビシッ!!

合成シーンも好きだなぁ。
今ならCGで、もっと上手くやるんだろうけど、この合成感がたまんないんですよね。
分かるかなぁ( ¯−¯ )フッ


あとは、あまりにも有名なオープニングシーン。
あの巨大な石が転がってくる映像はたくさんのパロディを生みましたよね( ˘ ˘ )ウンウン
セットなんだけど、それ以上にリアリティがありました( ˘ ˘ )ウンウン



そして、音楽🎶
ジョン・ウィリアムズによる有名なテーマ曲は、本当に冒険心に溢れて、素晴らしいです。聴くだけでワクワクとしてきます( ˘ ˘ )ウンウン


ハリソン・フォードはノリに乗っていましたね。
「帝国の逆襲」の撮影から2ヶ月後にスタートしたそうですよ。

考古学の教授だからか、ハン・ソロよりも上品に見えました。背広だとアウトロー感は薄い。でも、いったん、ハットとムチを持つと、あの有名なインディ・ジョーンズのスタイルになります。ギャップ萌え(笑)カッコイイなぁ!


そして、今作でゲシュタポのエージェント、トート役を演じたロナルド・レイシーは悪役を楽しんでましたね!
手についた火傷のあとがサイコーでした。あと、拷問のプロという設定ですので、ハンガーを出しただけで 、どうするんだろうと緊張が走るなど、いい味出していました。こういった悪役の使い方も007っぽい。大好きでしたね。




この作品は僕にとって、どこまでも「レイダース」ですが、2作目が「インディ・ジョーンズ」のタイトルとなるので、後付けで、今作も「インディ・ジョーンズ」の名前になりましたヽ(#`Д´)ノ