『ホラー界のプリンス！古典ホラーの傑作“吸血鬼ドラキュラ”』
監督はホラーの名匠テレンス・フィッシャー。
ヴァン・ヘルシング博士とドラキュラ伯爵の戦いを描いた古典ホラーの傑作！『スター・ウォーズ』のターキン総督役でも知られるピーター・カッシングが吸血鬼ハンターのヴァン・ヘルシング博士役で主演。そして、ドラキュラ伯爵役はベラ·ルゴシが築いたオールバックの風格あるドラキュラ伯爵像をさらに洗練させたクリストファー·リー！このドラキュラ伯爵が本当にカッコよくも気高く麗しい！
いわゆる古典と言われる時代のホラー映画は今まで食わず嫌いしてきましたが、傑作と呼ばれる本作を鑑賞して本当に「今まですいませんでした_(._.)_」と申し上げたい！それ程に本作は傑作でございました。
約50年も前の映画ですので、今の目で見たら突っ込みたくなる所もあるにはあります。ドラキュラ城がいつでも誰でも気軽に入れる緩さにはちょっと笑ってしまいました(笑)
しかし、まずオープニングの重々しい音楽から引き込まれ、開始15分程での展開に驚き、先の気になるあらすじの面白さに心奪われ、そして最後一気に畳み掛けるクライマックスにはハラハラドキドキいたしました！
それにしても吸血鬼ものっていうのは、映画として素晴らしく魅力のある設定ですね！一見いつも通りでも実はドラキュラ伯爵に噛まれていて、もう既にその人も吸血鬼になっているという設定は本当に映画的に“おいしい”ですよネ( ´∀`)それだけで緊張感のあるサスペンスが成立します！
濃縮還元な素晴らしき82分の傑作でございました(^_^)
