Jasminne

喜劇 女は度胸のJasminneのレビュー・感想・評価

喜劇 女は度胸(1969年製作の映画)
2.9
森崎東だから見た。
世相をうつす鏡としての作品なので今の感覚で見るとちょっとキツイもんがある。
飛行機を映して羽田空港の近くの工場と住宅にいる人々の人間模様ですよと地理がわかるのはありがたい。
遊びに行くところは新宿とネオンのワシントン靴店で指し示し水辺の住宅のあたりにある看板はPOLA、山水ステレオ、カネボウ、バャリースオレンヂでPOLA以外は今では存在感の薄い企業だった。
戦後の世相、女子工員の暮らしぶりなど今とは違って今と繋がる貧しい暮らしなど見所は多い。

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