授業で鑑賞。ジャハル・パーナヒー監督作品。
さまざまな問題を抱えたイランの女性たちを描いた作品。原題が“輪”というだけあって、くるくると主点が変わっていく。それゆえに眠りにつくと、たちまち何の映画を観ていたかわからなくなる。
イランではシェナースナーメという身分証を携帯していないとホテルも泊まれない、補導の対象になっていしまう。わけありの人々がイランをどう生きるのかを実感できるでしょう。
「人生タクシー」を手がけた監督の作品ではあるものの、まだまだ物足りなさと見せ方への工夫などを定めあぐねている印象を受けた。