Maiko

クリスマス・キャロルのMaikoのレビュー・感想・評価

クリスマス・キャロル(1970年製作の映画)
4.2
「やり直そう、人生を。」

私にとってのクリスマス映画と言えば、『クリスマス・キャロル』!今回は、1970年製作のミュージカル映画バージョンを初めて鑑賞♪

あまりにも有名なストーリーなので、ここでは説明を割愛します。

『クリスマス・キャロル』は何度も映像化され、私もいくつか観ました。その中でも、本作は特に素晴らしかったです☆

"Thank you very much"を始めとする心躍る楽曲の数々が良くて、思わず口ずさんでいました。そして、病気のティム少年が歌う曲には自然と涙が溢れ出ました。彼の歌声は純粋無垢で天使のようでした☆ラスト、全員で歌い踊るシーンは特に素晴らしかった!!!本編終了後、思わず拍手してしまいました!(笑)

名優アルバート・フィニー演じるスクルージは茶目っ気があって、本編が進んでいくにつれて愛おしく思えました。冒頭では人生を嫌い、ケチで意地悪なスクルージでしたが、マーレイや3人の幽霊との出会いを通し、人生をやり直そうと改心していく過程が感動的でした。アルバート・フィニーの名演にご注目!これまで観たスクルージの中で一番魅力的で好きです☆

何より、メッセージ性が強くて素晴らしかったです!
「人生って、素晴らしい」
「一瞬一瞬を、悔いなく生きる」
「家族や大切な人と過ごす」
普遍的だけど、心に響きました。
本作を通し、自分の人生を後悔なく生きなくては!と改めて感じました。

秀作でした!自信を持ってオススメします!

では少し早いですが...
皆さま、Merry Christmas!!!
Maiko

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