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秋のソナタのTOTのレビュー・感想・評価

秋のソナタ(1978年製作の映画)
4.5
‪毒親とアダルトチルドレン、母と娘の共依存をアップとロングの緩急で切り込む。
激昂、悲鳴、虚飾、暴露。
傷つけ傷ついてなお希望を断ち切ることのできない関係に潜む悪魔。
オスカー主演女優賞ノミネートはイングリッド・バーグマンだけだったのね。そこはリヴ・ウルマンでしょ!
‪求めて得られず恨んだ母に、まだ求めてしまう。
月日を経て拗れて、愛かそれ以上に膨らんだものの対価なんかどこにも無いのにね。
執着して繰り返す地獄。
リヴ・ウルマンがイングリッド・バーグマンを見る目が辛い。
彼女の演技あってこその作品だなと思いました。
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