訪ねたホテルは食人一家の巣窟だった。
…というベタな物語。
ベタではあるものの、逆を言えば安定して観ていられるというもの。
まさにその通りで、冒頭からの展開こそモヤモヤするものの、食人一家の餌食となってからはワクワクが止まらない。
間違いなく『悪魔のいけにえ』にインスパイアはあるだろう。だがそれに甘んずることなく、フランス映画のぶっ飛び方を表現した成功例だと思う。
奇形な家族ではなく、ごく普通の男女(女性は結構美人揃い)なのもフランスらしいか。
肝心のゴア描写は血糊たっぷりで中々に痛々しく爽快😁
後の『ハイテンション』に影響を与えたのは間違いないだろう。
何度も見返したくなる一本がまた出来た