初めて「ミザリー」という作品をみてサイコスリラーというジャンルの面白さを知った自分。
それ以来映画では「お化け」が襲ってくる作品より「人間」が襲ってくる作品の方が怖いと感じるようになりました。
そんな僕にはもってこいの作品。
下半身不随の元人気女優の姉が、昔人気を姉にとられたひねくれ妹にコテンパンにいじめられる作品です
久々の白黒映画。
見終わって思ったのですが、この作品は白黒映画だからこそできる作品だと感じました。
とりあえずベティ・デイヴィスの演技が恐ろしすぎます。
高校3年生にもなって未だに彼女の顔を思い出すとゾクッとしてしまいます…そのくらい迫力がハンパなかったです。
姉が電話してる後ろに彼女が立ってるシーンは、最近見た映画の中で圧倒的に一番怖かったです。
それに対する姉役のジョーン・クロフォードもあっぱれでした。
当時彼女達はマジなライバルだったらしく、私生活でも仲が悪かったんだとか。
それを知った上で見るとさらに映画を楽しめます。ヒヤヒヤが止まりません(笑)
ラストも衝撃的でした。
兎に角、印象的なシーンが多すぎる映画です。
良いサイコスリラー映画とは、見終わった後になお恐怖を感じられる作品の事。
そう、教わりました。
…いや誰にだよ
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[この映画のBest俳優]
ベティ・デイヴィス
[脚本面]☆☆☆
[映像面]☆☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆