あおい

何がジェーンに起ったか?のあおいのレビュー・感想・評価

何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)
2.3
秘め事は、人を狂わす…

なんとまぁ趣味の悪い映画。とにかく精神がイッたばばぁが、暴れ散らかしていく様をみる映画。「牡丹と薔薇」のサイフステーキを超える恐ろしい一品が出てきます( ^ω^ )小沢真珠よりも顔面破壊力あるジェーン役の女優さんよ。

◎ストーリー
子役として名を馳せたジェーンは、いまや年老いて昔の面影もない。売れっ子だった妹は半身不随となり、その看病をしながら暮らしていた。
しかし、ジェーンはいつまでも過去の栄光にすがりつき、妹のことを蔑ろにする。さらには、落ち目の自分を棚に上げ、妹や世間に不平をぶつけ始め…

なんかこんなロクでもない精神病のばーさんめっちゃいそうで、怖い!近くにおったら、ゲロうざいやろうなぁ。あんなわがままで気色悪いばばぁ、誰が相手すんねん。ってくらい憎悪を抱ける名演技。

数々の奇行と、おぞましい顔芸は、「シャイニング」にも匹敵する。最後まで振り回された妹も可愛そうやけど、オチがさらに救いがない。

最初から最後まで、良い気持ちがしない映画です。
あおい

あおい