EnoTaka

グッドフェローズのEnoTakaのレビュー・感想・評価

グッドフェローズ(1990年製作の映画)
3.8
AFIが選ぶベスト映画100にも入ってたし、監督がスコセッシだから見てみた。うーん、正直自分にはあんまり良さが分からなかった。もともとギャング映画に対しては苦手意識があって、過去にハマった試しがない。今回はどうだろうって思って見てみたけど、やっぱり合わん笑。あんまりギャングの組織の中の友情とか裏切りに感情を揺さぶられないのが原因かも。大体ギャングの一員と結婚した妻や家族は不幸になるし、バイオレンスなシーンが多いから気持ちが下がりがちになる。良かったのは、ヘンリーが子どもから大人になっていくまでちゃんと描かれていたこと。彼の表情からいろんな変化を感じ取ったりすることができたのが興味深かった。一時期はクスリで顔色が悪かったり、どこかこの世界で生きて行くことへの葛藤や悩みを抱えているような表情が印象的だった。彼の心情を様々な出来事を通して視聴者に想像させるのが非常に良かった。あと、これが実話っていうのがすごい。まあこんな事があったっていうのを知ることが出来たし良しとするか。
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