ギャングに憧れた少年時代からギャングとして成り上がり、そして没落するまでを描く。
これ実話なんですよね。
テンポよく進むのでまったく飽きないですし、2時間半があっという間でした。
スコセッシも語っている、正に街角スケッチの如き映画です。日常を切り取る事でギャングの人間ドラマを描きます。
仁義なんて二の次で、金や権力に取り憑かれた男たちがリアルで恐ろしかったです。
それに多々みられる、流れる様な長回しがとてつもなく心地よいです。
キレたらやばいしどこでキレるか分からねえヤベーやつをジョー・ペシが、優しい笑顔のヤベーやつロバート・デ・ニーロが演じてます。
本当デニーロは演技上手い!演じる役それぞれで全く顔が違って見える!
『ゴッド・ファーザー』とはまた違うギャング映画の傑作でした!
『アイリッシュマン』楽しみ!