シラノ

黒い罠のシラノのレビュー・感想・評価

黒い罠(1958年製作の映画)
4.0
NETFLIXで鑑賞。


酔った勢いで、『白黒映画観てる俺、なんかよくわからんけど通っぽくてカッコよくね?』みたいな中二病っぽい気分に浸りたくて観てみた。

いや、そんな邪な考えで観てる時点で全然カッコよくなくて間抜けなんだけどw


と・・・やんわり自嘲しながら観てたら、開始数分後に主人公夫婦がキスしてる背後の車が爆発。

開始早々そんなこと知るわけがないので、ちょうどグラスから口に入れて喉に落としかけてた芋焼酎を吹き出しそうになった(;´・ω・)

おいおい・・・運悪く咳き込んでたら、芋焼酎が鼻から逆流するところだったじゃないか。

しかも爆発音もそこそこでかかったから、おもいっきり目を見開いてディスプレイに前のめりになってしまったw


というか明らかにこいつ悪徳警官だと一目でわかる風貌のデブのオッサンw

いかにも小物感が漂ってる暴力団の幹部っぽいオッサンとその手下w

この明らかにそうだというわかる辺りが昔の映画っぽくて、逆にいい。

今の映画だったらわかりやすすぎて、「おいおい・・・そのまんまじゃねーかw」ってなるんだけど。


しかしこの悪徳警部のオッサンのでっち上げ方、いま日本が揉めてる某国の手口に似すぎててものすごくタイムリーに感じてしまった・・・。


あと割と予想がつく展開とは裏腹に、ちょっと予想外だったラストがまた裏をかかれた感じでよかった。


というか、最初の爆弾仕掛けたの、あいつだったのかとw
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