KURO

ソラニンのKUROのネタバレレビュー・内容・結末

ソラニン(2010年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

ソラニン こんな作品だったのか と…

んー 悲しいのか 虚しいのか それを埋めるべく 歌ったのか
そもそも 殺せばいいってものでは…
死がメインテーマなのか

いや違う 種田はこの億劫でこのせちがない世の中に見限り 敢えて死を選び
それを分かっていて 平凡な日々を壊すべく 芽衣子は 種田の代わりにソラニンを歌った

これは 平々凡々と生きること=死 がメインテーマなんだ
と勝手に解釈し ラストで宮崎あおいが歌うソラニンにかわいいな が大半で 少しだけ感銘を受けた

夢は諦めなければかなう なんてのが夢かもしれなくて ほぼ大半の人は社会の歯車の如く働くしかないんだ
そんな世の中で 種田が残したこの曲を歌うことが芽衣子にとってなんだったのか
この曲や彼の存在を証明すること?
彼の代わりにバンドを続けること?
いや 彼の死を受け入れて いや乗り越えて 退屈な日常に戻るための儀式みたいなものだったのではないかと受け止めた
そう考えると ソラニンの意味あい深くなる(ソラニン=ジャガイモの芽は毒性ではあるけど 同時に欠かせない成分でもある ないと育たないらしいね)
種田にとっては 芽衣子も含めて平凡な日常がソラニンだったとすると それは芽衣子にとってはやりきれないことだろう…

勝手な解釈なので いつか原作読んでみようかな と思ったり思わなかったり…
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