ゆみな

ソラニンのゆみなのネタバレレビュー・内容・結末

ソラニン(2010年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

ムスタング聴いてたら無性に観たくなって観賞。公開時に映画館で観た時と同じところで泣いた。種田(高良健吾)が事故死したとことかその後の芽衣子(宮崎あおい)とかのシーンではなくて…とにかく涙のスイッチ押してくるのはビリー(桐谷健太)なんだよな。

種田が死んじゃって、種田のムスタングで芽衣子はギター始めて、ビリーは始めは乗り気じゃないじゃん。でも結局、芽衣子の熱意に押されて最後のライブまで漕ぎ着けるんだけどさ。そのちょっと前にビリーと芽衣子で自転車二人乗りしながら話すシーンがあるんだよね。あそこのビリーでいつも泣く。ほんとは芽衣子のこと好きで…でもそれと同じくらい種田も好きで…ぜんぜん種田の死なんて受け入れられなくて…弱ってる芽衣子を守ってあげたいのに自分も同じくらい弱ってて。なんか、残された人達って辛いよね……私は絶対好きな人より先に死にたい。

最後のライブシーンさ、昔観た時より芽衣子が輝いて見えた気が。昔は宮崎あおい歌下手じゃん…ってちょっと冷めた目で観てた気もするんだけど、今観るとあれがリアルでいいんだな…って思った。
ゆみな

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