なんとも感情の持っていきどころが難しいなぁと終始感じる作品でした。
自分なりの楽しみ方を感じられそうなところで、ちょいちょい震災のことを持ってくるのは興醒めしてしまう要因でした。
たしかに現実世界のことを持ってくればわかりやすいこともあるかもしれませんが、自分はこの作品にそれを求めてはいなかったので。
鑑賞後に原作についても少し調べてみましたが、どうやらラストの展開を変えてしまっているようですね。
鑑賞中に自分が想像し求めていた展開は原作により近いものがあったので、あぁ変えてしまったのかぁ……という気持ちです。
窪塚洋介と吉高由里子をこんな使い方するのかとやや驚きました。
両名の演技が好きだからこそ覚える、もったいない感。