たいせい

ヒミズのたいせいのネタバレレビュー・内容・結末

ヒミズ(2011年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

いつ隅田が境界を越えてしまうのか、恐ろしくて2時間緊張しっぱなしだった。
園子温はグロテスクなものが多いから、ひとつひとつのシーンが怖くて、なにが起こるかわからなくて見ながらずっとしんどかった。

人生なんていつ何が起こるかわからない。生まれてからずっと不幸な人もいるし、ある日突然不幸になる人もいる。不幸だと思わない人もいるだろうし、些細なことを不幸だと感じることもあるだろうし

常識や普通にがんじがらめになってしまって、自分で自分の道が分からなくなってしまう。

そんなの頭がおかしくなってしまう。

隅田には死ぬ選択の前に偶然だれかがいて、なんとか生きていられて。

そのくらいギリギリな人はたくさんいるのかもしれないなあ。自分も含めて。

生きるも死ぬも他人から与えられるけど、最後は自分で決断しなくちゃいけない。

どっちを選ぶ勇気があるのかなのかな